こんにちは。暖かくなり、花粉も落ち着いてきてやっと過ごしやすい季節になってきたなと思っている今日この頃です。
今回は展示会に参加して感じたDXのトレンドについて書いていきたいと思います。
4月に日本最大級のIT展示会であるJapan IT Week(https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp.html)に参加しました。
12の分野に分かれて展示が行われているのですが、特に注目していた2分野についてご紹介します。
こちらの分野では最近話題の中心であるChatGPTを掲げている企業が多く、合わせてChatBotを推している企業も多かったです。自分もいろいろな企業にお話を聞いてみましたが、ChatGTPをどのように利用するかという点についてはどの企業も模索中で、具体的な活用法についてはまだ提示できないという企業がほとんどでした。様々な派生技術や話題を生み出しているChatGPTは「自社でどう活用するか」を見極めることが大きな第一歩になりそうです。
こちらも最近話題になった分野ですが、展示を見るとエンターテインメントよりの活用がほとんどでした。非現実的な世界に利用者を投影するという使われ方が多く、業務に活用する場合どのような空間を生み出し、誰がどのようにその空間に関わることが業務効率化に繋がるかといった吟味が必要なのかなと感じました。
どちらの分野にしても最先端の技術を業務に活用するためには、業務効率化という観点でその技術には何ができるのかを検討することが大切だなと感じました。どうしても最新のツールを目の前にすると、そのツールを利用することが目的に成り代わってしまうことはよくあるケースです。
業務改善の目的をもって技術を検討することがDX化の大事な要素だと改めて感じた展示会でした。他にも沢山の面白い出展があったので、興味のある方はぜひ展示会に足を運んでみてください。
読んでいただきありがとうございました。